工場排水の浄化は、BODやSSなどの規制を指標としてきましたが、今後は水生生物への影響が極力少ない、よりきれいな排水にして自然に還すことが強く求められています。日本紙パルプ研究所では、紙パルプ工場排水の一般の水質分析のほか、重金属、クロレート、AOXなどの有機ハロゲン、木材抽出成分、さらにはダイオキシンやPCBなどの化学物質に着目して高精度に分析し、更にこれらの生物学的分解性も評価しています。生物試験と化学分析を組み合わせた総合的な調査から生物影響原因を追究してプロセスの改善策を提案しています。 |