生態系を構成する生き物は食物連鎖で互いに深く関わりあっています。その要素がひとつでも欠けてしまうと、生態系のバランスが崩れてしまいます。日本紙パルプ研究所では、魚類、アミ、ミジンコ、緑藻、細菌など、食物連鎖の各層を代表する生物について、生存や増殖・繁殖などを評価する生物試験法を確立しました。この生物試験に組織学実験や遺伝子工学的手法を組み合わせた新しい試験方法は関連学会で高い評価を得ています。これらを用いて、排水の生態系バランスへの影響を調べて、化学分析と組み合わせた影響要因の解明を行い、排水の水質改善に大きな成果をあげています。 |